KennyHeadway's miscellaneous notes

雑記のコンテンツを集めて情報発信できるかな

橈骨(とうこつ)神経麻痺

先週の金曜日はアラームを掛けて寝るのを忘れて、いつもより1時間長く寝てしまった。その時間はちょうど出勤時間で慌てるわけだが、どうも右手がうまく動かせなかった。起きた当初は右手が体の下にあり長い時間体重で手が重さによって麻痺したのが原因だと思われた。

服を着替えようと、シャツのボタンを掛けようと思ってもうまくボタンがかけられない。左手は右手程働きはよくないが、この状態では左手の方が良く仕事が出来そうである。車の運転は右手がこんなになっても、それほど難しくはないのだけれど、会社に到着してから、キーボードがまともに打てないことに、この状況が大変なことを察した。

ネットで調べる前に思ったのが、ひょっとしたら脳梗塞でも起こったのかという一抹の不安である。10年以上前に比べれば、かなり健康には気を付けており、飲酒もほとんどせず、タバコも10年以上禁煙していることから、その可能性はないとは思ったがいろいろ調べてみた。

 

www.saiseikai-otaru.jp

手根管症候群なんて初めて聞く病名であるが、以下のように説明されてる。

親指から環指の半分に感覚の異常がみられます.手くびのX印の付近を軽くたたくと指先に電気が走るような痛みを感じます(ティネル徴候).手くびを深く曲げると指がしびれてきます(ファーレン・テスト).進行例では親指のつけねの筋肉がやせます.親指と人差し指できれいな丸が作れなくなります.

親指から環指の半分に間隔は認められたのはその通りであった。しかし、Xしるしの付近を軽くたたいても痛みが生じることは無かった。このような病気とはちょっと異なるようだ。

 

brain-gr.com

手のしびれから何が考えられるのか? それを見極めるためのコンテンツとして現状を当てはめてみたが、これだけでは判断しにくかった。

 

www.jhf.or.jp

さらに探してみると、こんな内容にもたどり着いた。確かに右手が体温が低いのがはっきりしている。会社にあったレーザ非接触温度計でも左右の掌で1~2度だがあった。胸の違和感はないので、これも私の症状とは違っているようだ。

 

maeda-seikei.jp

橈骨神経麻痺という病名が出てきた。このコンテンツを読んでみると状況からして当てはまりそうである。

お酒を飲んだ後に寝てしまい、イスの肘掛けや自分の頭で神経が圧迫され、目が覚めたら手が動かないことに気づいたというケースが典型的です。

”土曜日の夜の麻痺”と呼ばれています。

酒を飲んだわけではないが、体重で圧迫されていて朝起きたら動かないというまさにこれという感じである。

 

発症初日は最悪で、箸でモノが食べられない。仕方なしに左手でフォークを使って何とか食べることができた。キーボードは左手はフルに動かせるが右手は人差し指1本で打つというこれまた大変な作業である。マウスのクリックやホイールを回すのは何とかできそうだけれど、スムーズさに欠けてしまう。

2日目の土曜日は幾分かは改善した感じがする。親指と人差し指で環を作ろうとしても金曜日は全然できなかったが、ほぼ正円のような環ができるようになった。でも、右手で握ってものを持つことはできなかった。持てば手首がぐにゃっとなってしまいそうで、とても怖くて持てるものではない。

日曜日も、土曜日とそう変わらないが、しばらくこの橈骨神経麻痺と付き合わないと消えなさそうだ。将来の予行演習というわけにはいかないが、体が突然動かなくなった時にどうするか、絶望感が先なのか、何ができるか模索するのが先なのか、今回の系圏でいろいろと思い知らされた。最悪なことも考えつつ、何ができるのか模索しながら、ふさぎ込まず前へ少しでも進んでいけることが大事だなと痛感した。