KennyHeadway's miscellaneous notes

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半導体不足 (2)

デジタルアイソレータをやむなく変更した

開発を進めて、試作基板を作成するために、回路図から生成されたネットリストと部品表をいつも発注している基板屋さんに提出する。半導体不足の影響で、部品変更が余儀なくされた。デジタルアイソレータという入出力間の信号を絶縁して通信させるための阻止。。

絶縁にはこれまではフォトカプラを使っていたけれど、SPI通信を5MHz程度のクロックで行うため、早い素子がいいなということで最近使い始めた。別の試作品には、ADuM2401 (Analog Devices) を使っていたが、半年前はDigiKeyで普通に購入できてた。私は、Si8641BD (Silicon Lab)をコストパフォーマンスから選定していたが、これが当面入手できないということで、ISO6741 (Texas Instruments) に変更した。

基板屋さんに提出した時点ではまだ在庫があったのに、基板屋さんでアートワークを進めたり部品を手配してもらっているときに無いということで、Maximとかほかのメーカーのものも当たってみた。かろうじて、ACML-7410 (Broadcom)がまだ入手できそうだったのでひとまずこれにしてひとまず先に進めた。使ったことが無い品番なので、一抹の不安があるけれど、こういった状況だから仕方がない。

 

昔使ったことがある部品は現在いくらで購入できるか

ふと思い出したことがあって、20年ほど前に小ロット製品を製造するために使っていた部品が今いくらで購入できるかを調べてみた。MAX525BCPP (Maxim)という12ビットの4チャンネルDCコンバータである。当時は1個2,000円程度だったと記憶していた。今、Digikeyで調べてみると1個3,500円程度になっていた。

足のあるPDIPパッケージの部品はほとんど使わなくなったが、これじゃないと困るという状況であれば、価格が高くなろうが入手できればありがたいという風になるだろうなとも思ったりした。

 

久々に文字だけになったが、これはこれで書き残しておこう。