フィンランドのCOVID-19ワクチンの間隔は12週間
海外の取引先でフィンランドに在住している方とメールをやり取りしていたら、フィンランドはワクチン接種の間隔が12週間であるという話を聞いた。この方はその日が2回目の接種で、旅行ができて来年には日本で再会できれば良いと言ってくれた。
フィンランドと日本を比較してみよう
フィンランドは、人口が約550万人で日本の約1/23に相当する。Our World In Dataでワクチン接種状況と人口当たりの感染者数を調べてみると、以下のようだった。
1日当たりの新規感染者数(人口100万人に対して)
ワクチン接種回数(100人当たり)
まだ比較することは多いかもしれないが、感染者数は日本よりも人口当たりで多いがワクチン接種回数は多いことが分かった。
フィンランド保健衛生当局の説明では
英文で説明されているの中で、12週間の話の内容をDeepLで翻訳すると以下のように記されていた。
コロナウイルスワクチンを2回接種することが重要なのはなぜですか?
コロナウイルスワクチンを接種すると、2回目のワクチン接種の予約が入ります。現在、mRNAワクチンの2回目の接種は1回目の接種から12週間後に投与されます。アデノウイルスベクターワクチンの2回目の接種は、1回目から8〜12週間後に投与できます。
元のコロナウイルス株とウイルスの亜種の両方に対するワクチンの予防効果を高めるために、2回目のワクチン投与量を取得することが重要です。2回目の投与はまた、保護が可能な限り長く続くことを保証します。
フィンランドで現在使用されているすべてのコロナウイルスワクチンは、2回接種されます。
思ったこと
日本では、P社だと3週間、M社だと4週間の間隔。長く開けても6週間以内に接種するようにとのことが言われているが、もっと長い間隔をあけている国もあったのには驚いた。そういうものだという思い込みがあるとやばいなあといつも思う。ただ、間隔をあけた方が効果があるのかな?これは探求しないと答えが出ないので、時間を見つけて探してみよう。
余談
フィンランド保健衛生当局の頁で、サッカーの試合の観戦後の新規感染者数が2倍になったという内容があった。テレビの映像からして、マスクしてないし満員だし現在の日本ではとても考えられない(驚)。フィンランド在住の方に「ワクチン接種で上昇を2倍で抑えられたのでしょうね」と尋ねたら「同感です。我々は、健康よりもサッカーが重要だと判断した人々に怒っています」との返事が返ってきた。