高演色白色LED YJ-VTC-135L (YUJILEDS)
2年ほど前に使ったことがある高演色の白色LEDについても、備忘録で述べておく。いわゆる白色LEDは青色LEDと黄色い蛍光体の合成色で、例えば信号機の青緑色の分光成分がやや少ない傾向がある。なるべく可視光領域が光っている明るいLEDを探したところ、ヒットしたのがVJ-VTC-135L (YUJILEDS)だった。
YUJILED® Full Spectrum CRI 98 9W 6500K COB LED for Jewelry Lighting- 135L - Pack: 5pcsstore.yujiintl.com
日本の代理店でも販売されていて、さすがにサンプルは無償で頂けなかったかけれど、同じロットでまとまって購入できた。
用途は写真のような特注の照明装置であるけれど、点灯する白色はかなり上品でこれが本当の白なんだなということに感動した覚えがある。色温度がやや高めの6,500Kのものをチョイスしているが、青白いイヤラシサ(私個人が思うことで主観が入っている表現です)が全然感じられなかった。なお青紫色に発光しているのは中心波長420nmのLEDで、設定をゼロとしてもほんのり点灯してしまっている(回路の作りに詰めが甘いと言われれば、その通りですが)。
分光特性は、白色アクリル板に照射された場所を記録しているので、完璧な測定ではないにしても、可視光領域に分布している。らくだのコブのようなものは青、緑、赤色の蛍光体と推測される。
高演色のLEDはどれだけキレイに照らすことができるのかは下記のように説明されているが、色にこだわるのであればこうした高演色LEDはとてもいい。しかし発光光度は通常の白色LEDと比べて低い傾向があるので、より明るくしたい場合は多くのLEDをよういするか、多くの電流を流すかして対応していく必要がある。
なお、引用(出典)のリンクは、今後デットリンクになるかもしれないのでご了承願いたい。